北國新聞[2023年8月16日]の記事から
こんにちは、栄光義塾です!3日前の北國新聞にびっくりする記事がありました。それは「今年春県内高校の中学別進学者数」です。さすが、地域密着の北國新聞です。細やかな数字がしっかり上がっています。
それにしても金沢市内の公立中学校間で高校入試の結果に差があるんですね。
この記事によると、例えば、中学校に1クラス40人の生徒さんがいるとします。するとSE中学校は泉丘高校に1.25人が合格しています。一方、同じ金沢市内のNO中学校は泉丘高校に5人が合格しています。同じ金沢市内ですから、同じ教科書を使っているはずですね。違いは何ですかね?先生の教え方や授業の内容の違いもあるかもしれません。生徒さんの雰囲気の差も大きいでしょうね。確かに中学校によって同じ学年の同じ範囲でも定期試験の内容が違います。おそらくそういった要素が重なり合って合格率の差になるんでしょうね。
また別のこともこの北國新聞の記事からもわかります。例えば、中学校に1クラス40人の生徒さんがいるとします。金沢市内のSi中学校は泉丘高校に昨年6.1人合格が今年4.0人合格に減っています。また金沢市内のTⅰ中学校は泉丘高校に昨年1.0人合格が今年3.3人合格に増えています。同じ中学校でほぼ同じ先生で同じ教科書でほぼ同じ副教材で1年間がんばった中でこの違いはいったい何が原因なんでしょうか?やはり各学年での少しずつの差が結果を大きく変えたのだと思います。
ただこの結果からすると、高校受験が控えている中学3年生の場合、中学校校内順位はだいたいの目安しかならないことがわかります。中学3年生の場合、志望校決定や各教科の実力判断にはもっと大きい集団の中での立ち位置や各教科の出来不出来の状態がわかるものが必要ですね。ここ石川県では、「石川県総合模試」が受験者の層や人数・テスト問題のレベルなどそのためにはかなり有力だと思います。今度の8月末にもありますね。
この夏休みにどれだけがんばったか?のきざしが成績として出てくる模試です。中学3年生のみなさん、特にこの夏にがんばった中学3年生のみなさん、がんばってくださいね!