国公立大学医学科の受験生へ「本気」

こんにちは、栄光義塾です。国公立大学の個別学力検査(2次試験)も終わりましたね。受験生のみなさん、手ごたえはいかがでしたか?

 栄光義塾にはほぼ毎年、国公立大学医学科志願の浪人生や高校生がいます彼らは栄光義塾が作成した各生徒に最適なプランニング計画書に従って毎日毎日学習しています。そのため、だいたい6か月後にはまず学力はかなり上がります。だいたい、1年浪人したとき浪人生の成績は、「かなりがんばった浪人生でも共通テストで100点アップ」、「普通にがんばった浪人生は共通テストで50点アップ」と聞いたことがあります。でも栄光義塾の受験生が本気でがんばった場合、国公立大学の受験生で100点~200点アップ、私立大学の受験生で15~20%アップすることもあります

では、彼らはみんながみんな国公立大学医学科に進学しているのでしょうか?

答えは、残念ながらNOです

もちろん合格する塾生はいます。しかし、国公立大学医学科の入試その入試本番のときに合格出きる学力があるだけでは、「合格」をつかみ取ることが難しい場合があります。

国公立大学医学科へは石川県だけでなく全国の理系の優秀な高校生たちが多く志望しています。栄光義塾には、金沢大学医学科(今は医学類)卒業の塾長もいますし、以前も今も金沢大学医学類の講師もいます。彼らは関東出身や関西出身が多かったのですが、お聞きすると、合格までには3点のポイントがあることがわかりました。

それは、

1.合格するレベルの学力は必要!

まず標準的な共通テストで得意科目は90点以上、不得意な科目(1教科限定で70点以上)を取り合計点で高得点を取らなければならない。このためには弱点科目を作ってはいけない

次いで、各大学が出題する個別学力検査(2次試験)で70%~80%(年度によって異なる)の高得点を取らなければならない。このためには、難しい個別学力検査(2次試験)の科目のうち最低2科目は最強の得意科目を作らなければならない。

こんなふうに標準レベルでは弱点科目を作らないことと応用科目でどんな問題でもまず解ける科目を少なくとも2科目作ることが必要ですね。この2つを同時に達成するのは大変です。

2.合格するレベルの学力は夏(8月)までに完成!

 これは、国公立大学医学科に進学している人のほとんどが「夏の全統マーク模試と全統記述模試で志望大学の合格判定でA判定が必要(「希望」ではない!)です」と言っています。これは、遅くとも受験の6ヶ月前の夏(8月)には標準的な模試である全統マーク模試と全統記述模試で一定学力レベルに到達する必要があるということです。それからの学習は、各志望大学の傾向に沿った学習と応用問題への挑戦になります。これを学習して初めて他の受験生と差が付きます。

3.国公立大医学科に進学したい気持ちが本気!

 最後にこれが大切になってきます。「国公立大医学科に進学したい!」この気持ちのきっかけは何でもいいと思います。ただ一度それを「本気」で思ったら、「本気」で突っ走って欲しいです。この強い「本気」があれば、受験勉強をしているときに時々来るスランプも、大学入学共通テスト受験のときに出てくるやっかいな問題にも、各大学での個別学力検査(2次試験)の受験のときに出会う新傾向問題や難度の高すぎる問題にも、最初こそあわててパニックになるかもしれませんが、何とか踏みとどまり落ち着いて何とか出来る(「何とかなる」ではありません!)ケースが多いからです。

 ただ、この「本気」地方の多くの受験生は関東地方や関西地方の受験生と比べて少ない気がします。こちらは、2月や3月にこの「本気」の話をこちらの受験生にするのですが、彼らは「そんなことないです!僕たちも国公立大の医学科に進学したい気持ちは本気です」とよく言って否定します。そんなとき、こちらは「では、キミたちは2次試験が終った後、2次試験の合格発表で合格通知をつかむまで記述テストの学習をやり続けたんだね」と言ったら、彼らは「いいえ、2次試験が終ったら休んでしまいました」と返事します。残念な話ですね。こちらも関西出身で浪人経験者なんですが、確かに当時周りの多くの受験生たちは2次試験が終っても合格通知を受け取るまで受験勉強を続けていました。また、関西在住の甥や姪や関西の予備校に勤めている知り合いから最近聞いた話では、現在でも国公立大学医学科の多くの受験生は2次試験が終っても合格発表の日まで受験勉強を続けているそうです。

これが「本気」なんです

勝負はふたを開けるまで分かりませんからね。国公立大学医学科の入試で最後の最後の数点を得点出来るのがこの「本気」の力なんかもしれません。ときには、物に憑りつかれたれたように突き進むことも大切ですね

この3点のポイントを身に着けたい受験生のみなさん、栄光義塾はお待ちしております!

 

[栄光義塾はこんな塾です。一緒にがんばってみたい高校生のみなさん、入塾の第一歩は面談から始まります。面談はホームぺージ内のお問合せもしくはお電話(076-282-9854)で受け付けております。]