高校1年生のみなさんへ

みなさん、こんにちは。栄光義塾金沢校です。

7月に入ったばかりですが、暑い日が続きますね。みなさん、お体を大丈夫ですか?この猛暑の中、ついくらくらしてしまうことが多いです。でも熱中症には気を付けてください。大変になることがあります。みなさん、この6月下旬・7月の勉強はがんばりながらも水分の補給と室温の調整には気をつかってくださいね。

今回は、「高校1年生の学習法」の話をします。

高校1年生はホントに大変な学年です。彼らはこの前まで「受験生」という名の中学3年生で高校に入るために受験勉強を必死にがんばっていました。そして首尾よく高校に入った後はどうでしょうか?

高校の勉強は中学生の勉強より教科の内容の一つ一つが難しいです。また教科の進度も早いためあいまいな理解のままどんどん先へ進んでしまうこともあります。

高校生の大部分が楽しみにしている高校の部活はどうでしょうか?高校の部活は確かに友人も多く出来ますし楽しいものです。ただ、部活の中には本格的に活動をしていくところも多く、かなり時間が取られます。慣れたら大丈夫ですが、慣れるまではついていくのがやっとで部活中心の生活になりがちです。

高校生が自由に使えるはずのプライベートな面はどうでしょうか?これは高校に入って買ってもらったスマホが大きな役割を果たします。確かにスマホは便利なものです。友人との連絡もすぐ出来ますし何か調べたいことがあってもすぐ調べれます。ただ逆にこれが怖いんです。スマホは上手く使わなければ振り回されてしまいます。そうなると本来、自由な時間のはずのプライベートな時間が自由に使えなくなってしまいます。

でも、高校1年生はホントに大切な学年です!

以前、自分がまだ高校生のとき、高校1年の4月に当時古文担当だったM先生から、「君たち、高校入学おめでとう!君たちは激しい高校入試を突破してきたので今はホッとしているかもしれない。この前、実力テストがあったね。あの順位が君たちの今の成績だ。ただ、それはあまり気にしなくてもいい。今からの高校での学習でその順位はかなり変わる。来年の1月にある高1最後の実力テストの順位を見てごらん。それがはっきりわかる。そして、おそらく大部分はその高1最後の実力テストの順位で高3まで行くことになる。だから、これからのがんばりはとても大切だ。がんばっていこう!」。これを聞いたとき、とてもハッとしました。そして信じました。7か月後、確かにその4月の実力テストの上位層の7割が1月の実力テストの上位層から消えてしまいました。さらに2年後、高校1年生のときの上位層もその7割が高校3年生になったときの上位層でした。

 

なぜ、このようなことが起きたのでしょうか?

それは、中学校の学習と高等学校の学習とでは学習法がかなり違うからです。将来、国公立大学に進学を希望している高校生の場合、高校1年生のうちにマスターして欲しい科目は、数学、英語、古典文法の3つです。これは、将来、国公立大学に進む希望があるなら理系も文系も関係ありません

の3教科の学習方法は数学と英語・古典文法では異なります

高校1年生の数学は、通常はその生徒が使っている学校の教科書や学校の問題集のマスターを学習の目的にします。もちろん、いきなりそのマスターが厳しいときはいろいろなアイテムを使います。学校の授業が不十分のときは学校の教科書のガイドブックが必要ですし、「青チャート」を学校で使用していて難しすぎときはもう少し基本的な「黄チャート」を使用したり、ポイントを押さえながら理解していくのが得意なタイプは「ある塾専用問題集F」を最初に使うことはあります。しかし、それは本来の目的の「学校の教科書や学校の問題集のマスター」のためです。塾生に「補習」付きのコースを取っていただければ栄光義塾でこの学習は可能です。また、通常の学習で基本や標準の問題をマスターしているときは夏休みや冬休みなどに入試問題などの応用問題にチャレンジしていけば受験生になったときにいい財産になります。

高校1年生の英語や古文は、単語の暗記と文法の理解・暗記が大切です。ただ、高校の英語や古典の文法は中学校のときに学習した英語や古典の文法とは異なり、項目が多く細かくなっています。こちらとしては「繊細」になっていると理解しています。このとき、教材選びは慎重にします。文法の教材ですが、学校の教科書や文法書をメインにしないことがあります。もし学校の教科書や文法書が専門的過ぎたらシンプルな基本書(参考書や問題集)を使用します。まず全体像の「森」をつかんでもらうと「木々」はつかみやすくなります。応用の効く学習はこちらですね。もちろん、暗記と反復演習で何とかなる定期試験2週間前の学習は学校教材と教科書のガイドブックのみを活用しています。

高校1年生のみなさん、特にがんばっているけどなかなか結果が出ずに悔しい思いをしている高校1年生のみなさん、栄光義塾では学力アップのためのいろいろな方法を知っています。一緒にがんばってみませんか!

 

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