高校2年生のみなさんへ

みなさん、こんにちは。栄光義塾金沢校です。

まだまだ暑い日が続きますね。ネットで知ったのですが、栃木県那須町の長楽寺では、「位牌堂のろうそく君まで暑さでギブアップだそうです。(中略)ネコたちは『だらーん』『ぐでーん』としています」というコメントがありました。今年の夏には、ロウソクもネコも大変みたいです。でも、石川県の高校2年生は大丈夫ですよね?受験生たちと一緒に歩んでいる栄光義塾のスタッフメンバーたちは暑さに負けずがんばっています!

今回は、「高校2年生の学習法」のお話をします。

そもそも高校2年生とは、どんな時期でしょうか?

高校生になって1年間が過ぎ、学校の勉強も部活動もやっとなじんできた時期でしょう。だいたいの高校では、クラスもこの高校2年生から文系と理系に分かれ、学ぶ教科も大学受験に使うものが中心になっています。真面目に高校1年生のときを乗り切った多くの高校2年生たちならば学校の授業教科の学習方法や定期試験対策の学習の仕方なども何となくわかり、自分のペースで日々の授業や定期試験を乗り切っていることでしょう。

 

でも、この「高校2年生」の時期は実は大切なんです!

それは、この「高校2年生」の時期に大学受験の準備を開始することが必要だからです。

 

こちらは関西の私立の進学校出身ですが、当時も高校2年生のときから周りは大学の準備を開始しました。今もいろいろな塾で教えてきた経験から北陸3県のトップの進学校の上位層はそうでした。具体的には、

1.いろいろな大学の特徴や受験科目やテストの配点を調べ、本気で目指す志望大学を選んでいること

2.今高校で学んでいる内容の勉強もしっかりやり、さらに今高校で学んでいる内容以外(特にこれまで学んできたこと)の学習を開始すること

の2点です。

この2点はとても大切です

まず「1.本気の志望大学の決定する」ことです。もちろん、その候補でも構いません。大切なのは受験する本人が(出来たら高校2年生のうちに)大学に行きたい気持ちを強く実感することです。これがあると日々の勉強が「自分」の勉強になり、日々の学習自体がポジティブになります。勉強の効率がホントにアップします。

次いで、「2.今の高校の勉強も今の高校以外の勉強もしっかりする」ことです。これは、志望大学受験に使う教科に限定でOK!です。決めた志望大学の受験教科の内、2教科はベストに、後の教科は志望大学のボーダーレベルに高校2年生の間にしておけば来年の高校3年生のときに余裕を持って受験勉強を進められます。そのベストにする教科は、例えば、志望大学が国公立大学理系でしたら数学と物理or化学国公立大学文系でしたら英語と国語or数学、関東や関西の有名私立大学文系でしたら英語と社会or古典などになります。偏差値にして志望大学のレベル+10ぐらいが目安になります。これが必要なのは、そういった有名な大学には受験のときに「既卒生」もいるからです。大学全入時代になったといいますが、有名な大学はまだまだ競争があります。推薦入試の定員が増えてきた昨今、一般入試で合格するのは厳しくなってきているともいえます。「既卒生」は実際入試で戦うにはホントに強敵です。

このように、2種類の勉強が必要になってくるのが高校2年生のときです。ただ、なかなかこの学習の段取りがやっかいです。日々の学校行事や部活動の予定や模試日程などとの調整が必要です。

石川県の高校2年生のみなさん、大学入試は全国レベルの勝負です!

今年、大学入試共通テストの数学はホントに難しかったです。平均点も共通一次試験、センター試験、大学入学共通テストを通しておそらく最低でした。ただ、もし来年度や再来年度に数学で同じレベルのテストが出題されますと、おそらく平均点は上がっています。それは、都会の高校や塾ではしっかり対策をしてくるからです。石川県の高校2年生のみなさん、再来年の受験のときには彼らに負けない対策が必要ですね。

今の高校の学習やこれからの受験勉強をじっくりとしっかりと学習したい高校2年生のみなさん、栄光義塾で一緒にがんばってみませんか?

お待ちしております!

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