9月中旬の栄光義塾

こんにちは、栄光義塾です。デカい台風14号がどんどん本州を突っ切っています。こちら北陸では明日にとうとう来襲する勢いですね。みなさん、お気を付けください。

先日、栄光義塾のHPの「新着情報」で「高2・高1のみなさん、勉強がんばるなら9月からです!」という記事をアップしてからいろいろ反響がありました。

塾生ですと、まず高校1年生のYくんが塾で学ぶ教科を増やし早めの中間試験の準備に入りました。彼は、高校での成績をアップし、大学入試を一般入試のみならず他の選択肢もあるようにがんばるそうです。高校入学後まだ半年ですが、次のステップを考えています凄いですね!でも、今年の高校1年生でしたそれぐらいの先見性は必要なのかもしれません。2年半後にこわいテストが待っています。

次いで、高校2年生のOさん塾での学習コースを「2教科の通常コース」から「4教科の特訓コース」に変更しました。彼女は、後悔しないように、今のこの時期から精一杯がんばろうと思ったそうです。この判断は正解です。彼女には是非、現役合格を決めて欲しいと思っています。万一浪人すると、今度は大変な努力が必要になります。そんな学年です、今の高校2年生は。

塾生以外からも、何件か問い合わせがありました。相談されたテーマは、ほとんどが2025年の新課程共通テストのことでした。みなさん、やはり2025年の「新課程」共通テストを心配なんですね。

 

では、2025年「新課程」共通テストとは、どんなものでしょうか?

 

「新課程」とは今年2022年高校入学組の高校1年生から始まった「新学習指導要領」のことです。今までとは大きく変わったところでは、

「情報」が必須科目になる

英語で、長文読解以外の問題が復活する可能性がある。

数学が「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A(場合の数と確率、平面図形)」「数学B(数列、統計的な推測)」「数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)」に分離し、学習分野が増える

社会が、「○○総合と○○探求」で1教科になる。例えば、日本史では、「日本史総合と日本史探求」で1教科になり史料読解問題が増え、形だけの暗記学習ではなかなか問題が解けにくくなるので真の理解が必要になる。

などがあります。

調べてみると「2025大学入学共通テスト」を受けるにあったって、学習量が今までと比べてかなり増えることに気が付きました。すべてを語ると、長くなりすぎますので、今回は数学のみを例に挙げます

まず、今まででしたら数学Aの問題は3問題(3分野)から2問題(2分野)を選択すれば良かったのですが、今回からはそれが出来なくなりました。「場合の数と確率」と「平面図形」の2問題(2分野)が必須になりました。特に図形問題が弱い人が厳しくなります

次いで、数学Bと数学Cでは、テスト時間も10分長くなり解く問題数も2問題(2分野)から3問題(3分野)に増えました。当然テストのレベルはあがり、今までより学習分野が一つ増えたので、これでは数学の学習量が増えますね数学を受験して国公立大学をねらうときは、数学の早期の対策が必要になりました。

また、今年の大学入学共通テストのレベルからして、テストの難易度は上がっています。栄光義塾の昨年の受験生たちを見ていても少しぐらい数学や理科や英語が得意でも大学入学共通テスト本番でなかなか満足する点数が取れていませんでした。しかし、本当にその教科が得意だったメンバーは別でしたね。結構、いい得点できたメンバーもいます。テストが難しい分、差がつきます

 

このような中、浪人したら、ホントに厳しくなります

ただ、今回は、既卒生(浪人生)用の旧課程の問題も各科目あります。「では、これを受験したらいいのではないか?」という意見もありますが、実はこれが難しいテストなんです。それは大学入試センターでは、共通テスト実施のたびに全国平均点を出しています。その平均点発表のときにおもに現役生が受験した新課程入試と既卒生が受験した旧課程入試の平均点をほぼ同じにしなければならないそうです。これでは当然、旧課程入試のレベルが難しくなるはずです。ですから、例年、課程が変わった後の年の心ある浪人生はだいたい新課程のテストを受験します。教科によっては1から学習のやり直しが必要になるときがあります。これでは時間がかかるはずです

 

高校1年生や高校2年生のみなさん、みなさんが受験する大学入試では今の学習が勝負です!

今、学習塾はたくさんありますどの学習塾もいろいろな方針や長所があります今、通っている塾がその本人に合っていてがんばってきた分だけ、結果が伴っている人はそこでいいと思います。

ただ、そうでないならば、悔しいですね。環境や学習方法を変えるのもいいのかもしれません

 

今、がんばっているけど、成績が伸び悩んでいるみなさん、

ちょっと違った栄光義塾で勉強してみませんか?

栄光義塾はいつも「きめ細やかだけど、本気の厳しい、指導」をしています。

お待ちしております!

[栄光義塾はこんな塾です。一緒にがんばってみたい中学生・高校生のみなさん、入塾の第一歩は面談から始まります。面談はホームぺージ内のお問合せもしくはお電話(076–282-9854)で受け付けております]