受験に効く! 本質をつかむ勉強法 第6回 英単語力を一気に増強する方法
第6回 英単語力を一気に増強する方法
みなさん、こんにちは。栄光義塾の教務・咲良です。
前回は、動詞(そして、形容詞・副詞)も、イメージと結び付けるように覚えることをオススメしました。
これは特に、初心者から中級にオススメですので、ぜひ実践してほしいと思います。
今回は、もう少しレベルが上がってきた人へのアドバイスをしてみたいと思います。
そうですね、英検準1級目指す人や、高校生でも語彙力が4000語近くたまってきて、英検2級の文章なら見たことない単語にあまり出会わなくなってきたくらいの人を想定しています。
場合によっては、それ以前の人がやっても悪くない方法ですので、ぜひ参考にしてください。
その英単語の覚え方とは、「接頭語」「接尾語」「語根」を覚えるということです。
おそらく、これまで単語の勉強をする中で、すでにいくつか代表的な要素は知っていると思います。
例えば、dis-とかun-が付いたら否定の意味ですし、-lyが付いたら(だいたい)副詞、-tionが付いたら名詞、spectがあったら視覚に関連する単語だ、など。
単語帳の中には、それらをまとめたページがあったり、それぞれの単語の欄に簡単に解説が載っていたりするものもありますので、こういった要素について見かけた人も少なくないと思います。
ぜひ有効に活用してほしいと思うのですが、多くの生徒は、数をこなすことに必死でそれらを読み飛ばしたり、同じ接辞でもいろいろな意味があるものもあるので、覚えちゃった方が早いじゃん、となったりで、軽視してしまう。
とてももったいないです。
何なら、「接頭語」「接尾語」「語根」を勉強する時間を別枠でとってもいいくらいだと私は思っています。
受験生にとって時間は何よりも大切で、他に重要な勉強があることは重々承知していますが、それでも。
これらの要素を覚えると、知らない単語でも推測できるようになることはもちろん、その後の単語学習においても威力を発揮します。圧倒的に単語が覚えやすくなりますから、一気に語彙力が伸びますよ!
ということで、これまで第3回から第4回、第5回、そして今回と、4回にわたって、英単語の覚え方について語ってきましたが、日々の単語学習に少しでも取り入れていただければと思います。
ではまた、次回。
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